楽しい幼児英語から、世界に翔ける英語力まで
世界標準の英語力を追い求めながら、現実も直視していきます。
代表 波多野 義憲
「Localから世界標準へ」を目指すHOUSEは2024年9月1日で39周年を迎えます。
郷土山口を愛し、先人の偉業を尊び、HOUSEの鑑である長州FIVEの熱き志を受け継ぎ、世界で生き抜いていける現代の志士を育てたい一心で、39年間英語教育を通して人間教育にも微力ながら力を注いできました。
その間、生徒たちの頑張りもあり、第一期生・藤井君がいきなり東大に合格し、今では立派なグローバル企業の社長になっていますし、昨春の大学入試では、東京大学を3名が受験し、3名ともに現役合格しています。そして英語に関しましては、トップグループで頑張っています。大学院生を含め、現在東大に5名の卒業生が在学しています。
現役生では、高Ⅰ生でHOUSEの目指す英語資格の3冠王「英検準一級」、「TOEFL500点」、「国連英検B級」に合格し、また英語の模試で山口県で第一位を何人かの高校生が取っています。
高円宮杯の全日本中学校英語弁論大会・県大会で、HOUSEの中学生が、優勝4名、準優勝1名、3位が2名、4位が2名受賞し、3位までの生徒が東京での中央大会に出場しています。
日本LL教育センター主催で日本英検協会後援の「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」においても福岡での「西日本ブロック大会」を勝ち抜き17年連続の東京決勝大会へ出場し、最優秀賞を4名、優秀賞を11名が受賞しています。
スピーチの優秀な成績が目立ち、スピーチを指導するところですか?と聞かれますが、発音の基本や音の言語である英語特有のカラクリを指導してスピーチに仕上げていけば、自ずとそのような結果がついてきました。英検に於きましても、HOUSE生延べ合格者数が今年2月で5,673名に達しています。そして、ついに高2年生が英検1級に合格しています。これも合格のための指導ではなく、英語の基本を徹底学習することでの結果です。
しかし、一方、英語が出来れば全て良しとは行きません。たとえ勉強が出来ても、人生がうまくいくとは限りません。勉強以外にもっと学び、身につけなくてはならない事が多くあります。それを総合的に「マナー」と私は呼んでいますが、そういう事こそ生きていく上で、もっと重要であると生徒たちに説いています。
人生は決断の連続です。その判断の基準や価値観をどこにもっていくかで、その後の人生が大きく変わってきます。成績を上げたいのであれば、そういう「基本的なマナー」から正しく学ぶことが先で、そうなれば必ず学力もついてくるということも子供たちに伝えています。従いまして、創立30年を機に、「English & Manners」の建学の精神を、「Manners & English」 に変えました。
ますますマナー、いかに生きるかが大切になってくると思います。
公益社団法人・マナーキッズプロジェクトの田中理事長は、日本人としてのDNAを持っている子供たちのマナーの向上は大人たちの責任であり、正しく指導すれば必ず良くなるとおっしゃっています。私も山口県支部長を仰せつかっていますが、小学校や幼稚園でこのマナー指導をスポーツを通じて行うことが出来ますし、小笠原流礼法の鈴木万亀子総師範も理事をされており、保護者に対しての「家庭での躾」についてお話して頂けます。
なぜ学ぶのか?『まず自分を磨き成長し、その力を広く郷土の為、日本の為、世界の為に使ってほしい。』国内はもとより世界にはあまりにも難題が多すぎます。その課題解決のために勉強してほしい。
ここ長州には私心を捨て公に生きる伝統が脈々と受け継がれています。
目先の利に走らず、損か得かで判断せず、利他の心で生きてほしい。そのような人生を送れるように深く学んでいってほしいと願っています。
「志が宿れば気が入る、気が入れば必ず道は拓ける」
萩市主催の長州Five ジュニアに多くのHOUSE中学生が選ばれています。2016年、萩市代表でロンドン大学に行き英国の高校生と議論してきた高校生2人もHOUSE生です。うれしい限りです。ロータリークラブの交換留学生として、現在まで6名のHOUSE高校生が選ばれ、異文化と闘ってきています。
「Localから世界標準へ」、日本の子供たちは一時も早く日本から出ていくことです。たくさんの気づきに襲われることでしょう。自分の殻を破るには一番の方法です。
創立以来37回の海外研修ツアーも、そのチャンスを作ってあげたい一心で英国を中心に実施してきました。参加した318名の多くが、マナーと英語の重要性を感じとっています。
以前、九州大学のAO方式で合格した高Ⅲ生が、『中1でツアーに参加し、意識が大きく変わり、そしてHOUSEの機関誌を試験前に何冊も読み返したことで合格できました』と喜んで報告してくれました。
「誰かがやらねば日本は変わらん!」の言葉が表す様に、決死の覚悟で英国へ渡った5人の長州の若き志士達・長州FIVE。ハタノイングリッシュハウスは、161年前の彼らの「志」を鑑とし、「世界に通用する英語力と若者の育成」を目指し今年も指導に全力を尽くして参ります。
HATANO ENGLISH HOUSE
代表 波多野 義憲
代表 波多野 義憲
当HOUSEの鑑(かがみ) 「長州ファイブ」
志 Ambition
長州ファイブ(Newsletter2008年春号P10を参考に)
私達の郷土山口・萩には、幕末期に国禁を犯して英国の大学への初の日本人留学生となった素晴らしい先人達がいます。
その若きSamurai5名を英国では『長州ファイブ Choshu Five』と讃えています。
そのChoshu Fiveとは、初代総理大臣となった伊藤博文、初代外務大臣となった井上馨、日本工学会の父となり、東京大学工学部の礎を作った山尾庸三、日本鉄道の父と呼ばれた井上勝、そして日本造幣の父、遠藤勤助です。
近代日本を築いたその5名の長州ファイブが、我々の郷土山口・萩出身なのです。
彼らの命をかけての留学。
つまり、この志の大きさこそ当HOUSEの鑑であり、彼らの師、吉田松陰先生も 『志を立てることが人生の全ての基本である』 と云っておられます。つまり「志」は偏差値、IQをも超えるのです。
『夢』から『志』が宿った生徒達は、飛躍的に伸びてきます。
英語力も期待を遥に超えた結果を出してきます。
その世界に通用する英語力に、人格を磨いていく事こそ、
日本の青少年に求められています。 映画「長州ファイブ -CHOSYU Five-」ウェブサイト
ヒューストン国際映画祭でグランプリを受賞した映画「長州FIVE」のDVDが発売されておりますので、ぜひご鑑賞下さい。
最後の最後にHATANO ENGLISH HOUSEの名前が出てきます。