78号(2017年新春号)小学生の保護者の方から
Newsletter78号有り難く拝読させていただきました。
2016年度からMannners & Englishとなり、今まで以上にManners教育に尽力される旨を知りました。
私の中高時代には、礼節の授業がありました。身だしなみ、言葉遣い、テーブルマナー、立ち居振る舞い、等、人目がある所での振る舞い方を学ぶ授業でした。当時は「何と煩わしい。外見を取り繕うより、内面が大切なのでは?」と感じたこともありました。ですが、随分時を経た今、改めて礼節で知り得たことを振替ってみますとMannersというものは、自分のためにあるものではなく、相手を尊重し、相手の自尊心を守って差し上げることでもあり、そのことは自らの内面を磨くことにも通じるのかしら、とぼんやりと理解出来るようにもなりました。
若い頃は未熟者ということで、儀礼上の失敗が赦されたり、再びのchanceを与えられたりすることもありますが、ある程度の地位や名誉、肩書きを得るようになった後は、Manners面の失敗に対してなかなか容赦していただけない事実があります。それは「相手あっての自分」という意識の欠如は、ビジネス上のみならず、人間同士の信頼関係を築く上で致命的であることが多いからだろうと考えます。
若きころの自分がそうであった様に、子どもたちにとってもまた、Mannersをうるさく言われることは時にうんざりしてしまうことかもしれません。
しかし、Mannersを学ぶということは、一生続く修練のようなものの1つであり、人間としてとても大切なことです。そして、それを家庭とはまた別の場所で学ぶ機会に恵まれているHOUSE生たちは、いつの日か、感謝の心をもって過ごす日がくるのではないかと思います。
どうぞ愛をもって厳しく、子ども達をご指導いただけますようよろしくお願い申し上げます。