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保護者からの声

Newsletter72号 小学生保護者からの感想文

いつも大変お世話になっております。
カンボジア研修ツアーの記事は、2年ほど前に家族旅行でカンボジアを訪れたときのことを思い出し、強く心を打たれました。観光地でお土産を売りに駆け寄ってくる、わが子よりも幼い子供達、買ってあげればその子の家族はその日の生活が出来るかもしれませんが、それだけでは根本的な解決にはなりません。この国にとって観光業は重要な産業だと思いますが、ただ観光で訪れたことに非常に罪悪感を感じたことをよく覚えています。この子達のために、そして日本人が好きだと言って親切にしてくれたカンボジアの人々のために、何ができるだろうか、と考えさせられました。今回のツアーに参加された方たちの、参加された思い、そしてその経験から更に志を深くされた姿は素晴らしいと思いました。
それから、今回も強く感じたのは、世界のグローバル化から取り残され、存在感を失いつつある日本の現状でした。柳井社長、故中嶋学長、福原先生等、皆さんおっしゃっているのは日本の大学教育の改革の必要性ですが、東大の秋入学構想が進められないなど、改革はなかなか難航しているようですね。今の世界で求められている能力として、自立性、主体性、問題解決能力、多様性を取り込む能動的な姿勢、判断基準としての教養等が何度も登場していますが、子供のことを言う前にまず我が身を反省させられました。環境は子供にとって非常に大切だと常々感じていますが、親の姿勢が子供に大きく影響すると思います。社会に求められ、貢献できる人材になるために、心がけていかなければ、と思いを新たにいたしました。Newsletterは、いつも我が身を振り返り、前を向くための良い刺激となっています。これからもご指導、どうぞよろしくお願いいたします。