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生徒の声

79号(2017年秋号)高Ⅲ生の感想文

今回もNewsletterを拝読させて頂き、たくさんの事を得られました。
また考えてみると私がこうしてNewsletterをHOUSE生として拝読させて頂くのもおそらく今回が最後になるのではないかと思います。
思えば、まだ日本語すらまともに話せない幼稚園の年長時代から通わせて頂き、親が読んでいたNewsletterを興味本位で読んでいたのが内容の理解は別にして、私のNewsletterの読み始めではなかったかと思います。
小学生・中学生・高校生と年を経ていくうちにその中の内容への理解が深まり、より多くのものを得られるようになったと感じています。これもHOUSEの諸先生方が英語を通して私の世界観を広げて下さったり、教えて頂いた英語で、探求できる世界が広かったことに依るものが大きいです。

時の流れははやく、私ももうこの時期かと思い、様々なもの、感情をかみしめて読ませて頂きました。
さて、前置きが長くなりましたが、やはり受験生ということもあり、東大への高校別・都道府県別・進学率の記事に目が行きました。やはり都市部とりわけ東京からの合格者が多く、高校別で言えば、開成、灘、筑駒のいわゆる御三家からの進学者数が群を抜いて多かったように思われます。

私は、東大志願者の友人が多く話をする機会に恵まれているのですが、その一人がこのようなことを発言しました。「いくら東大に受かろうともその知識はこの世界の知識のカケラでしかないのだから、自慢するものでもない。常識を知らない東大生よりは大学に行ってなかろうと人を思いやれる人間の方が社会的に価値のある人ではないか」なるほど、そうだと感じさせられました。

学問は時代の変遷によって移り変わりゆくものです。昨日の常識が今日の非常識となり、その流れについていけないものは没落します。

しかし、人としての在り方は今も昔も変わりありません。

では、どちらを重視すべきかと考えると、私は後者だと考えます。
その考えが具現化されたものがHOUSEのManners&Englishではないかと気づきました。
Mannersがあって、その上にEnglishという知がある。だから、Helloの挨拶に始まり、礼で終わるのではないかと。
HOUSEに通い続けて、13年が経とうとしています。この間、通い続けようと思えたのも、ただの英語塾ではなく、それらを有した学校だからだったと思います。
されど私も受験生ですから、勉強はしなければなりません。しかし、その根底に人を思いやる心を受験によって見失われないようにしたいです。
そして、将来知識とマナーを兼ね揃えた人間として後輩にしっかりと背中を見せられる人間となりたいと思います。