78号(2017年新春号)高Ⅱ年生の感想文
目に留まったのは「マナー重視」の話題でした。最近の日本は「個人の能力」を重視しています。しかし「マナー面」に関しては意識が欠如しているように思えます。「マナー」
という人格の土台がしっかりしていなければ、本来持っている力を十分に発揮できないと思います。マナーがあってこその才能。このことには強く共感しました。
先日僕は海外で語学留学をさせていただいた際に、現地の学校で生活していて、ある1つの事が確信できました。それは「どんなに英語が出来たとしても、マナーが悪い人は相手にされない」ということです。つまり、マナーの悪い人は、どんなに能力があろうとも、社会で必要とされないということです。非常に残酷なことではありますが、これが今の世の中の現実です。
これらのことは波多野先生から、僕が幼い頃から教えられてきたことですが、実際にその場面に遭遇した時に、改めて「マナー」の重要性について考えさせられました。特にマナーの中でも、挨拶は重要だと強く思いました。小さい挨拶をすると、まるで「自分は弱い人間です!」と言っているように彼らには聞こえるそうです。精神的に強い人間であるためにも大きな挨拶は欠かせません。基本的なことですが、非常に大切だと強く共感させられました。
今自分がやるべきことは山のようにあります。しかし、自分のアイデンテイテイー形成の基となる「礼儀・作法」、いわゆる「マナー」を疎かにせず、世界でも活躍できる人間になろうと、今回のニューズレターを読んで再度感じました。そしてこれからはさらに貪欲に、積極的に英語の勉強に精進したいと思います。