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生徒の声

78号(2017年新春号)高Ⅱ年生の感想文

今回のNewsletterを読ませていただきました。内容の濃いものでとても勉強になりました。

さて、今回私が特に興味を持ったのは、P9の菜根譚という言葉です。私はこの言葉を初めて聞いたので「菜根譚?なにそれおいいしいの?」なんて思っていましたが、読み進めてみると中国の明の時代の処世訓の最高傑作らしく、興味を持ったので調べてみることにしました。

内乱や政争が混迷を極めた明の末期、生きづらい時代の道しるべとして書かれた、菜根譚は田中角栄、吉川英治など多くの各界のリーダー達に愛され、時代を越えて読みつがれてきました。「菜根」という言葉は「人はよく菜根を咬みえば、即ち百事をなすべし」という故事に由来しており、「苦しい逆境に耐えれば、多くのことを成し遂げうる」という意味らしいです。これぞまさに、今の私に必要なことだと思いました。正直言って私は、高校生活をつまんないと感じています。だって勉強しかないんですから。ただ、将来本当の逆境に出会ったときのために、今のうちに辛酸をなめつくしておこうと決意しました。

Newsletter中の「徳は才にして、才は徳の奴なり」という言葉にも深く感銘を受けました。どこかで才能と人格両方を求めるべきでないということを聞いたことがありますが、例えばボールを持ったら必ず点を決めるサッカー選手がいて、その人がルールを守らず、マナーがなく審判につっかかるようなダメ人間なら、その人のファンはいるでしょうか。人格は才能の主人。私の将来の可能性のために、HEHでの基本のマナー、普段の生活習慣などをもう一度見直し、人格、才能ともに優れた人間になるため、努力していこうと決意しました。